1877年に鋳造されたシーテッド・リバティ・ダラー(座り自由の女神1ドル銀貨)の価値は、その保存状態と希少性によって大きく左右されます。
アンティークコインの評価において最も重要なのは、摩耗の程度を示すグレードです。以下は、近年のオークションで実際に落札された1877年シーテッド・リバティ・ダラーの相場目安です。
保存状態別のオークション相場
- グッド(Good): 15〜25ドル
- ファイン(Fine): 35〜55ドル
- ヴェリー・ファイン(Very Fine): 65〜85ドル
- エクストラ・ファイン(Extra Fine): 120〜150ドル
- 未使用(Uncirculated): 250〜350ドル
このように、状態が良いほど価値は急激に上昇します。特に流通していない未使用品は、一般的な流通品の10倍以上の価格で取引されることも珍しくありません。
希少なバラエティならさらに高額に
1877年シーテッド・リバティ・ダラーの中でも、特に希少なバラエティは驚くほど高額で取引されることがあります。
代表例が「1877 No Arrows(ノー・アローズ/矢なし)」タイプです。通常の1877年貨には矢羽根のマークが刻まれていますが、このバラエティにはそれがありません。現存が確認されているのはわずか約200点のみで、シーテッド・リバティ・ダラー全体の中でも屈指のレアコインとして知られています。
近年のオークションでは、このNo Arrowsタイプが1,500ドル〜2,500ドルという価格で落札されており、状態や鑑定結果によってはさらに高騰する可能性もあります。
コインの価値を見極めるポイント
手持ちのコインの正確な価値を知りたい場合は、PCGSやNGCなどの第三者機関によるグレーディング(鑑定)を受けることをおすすめします。専門家による鑑定書があることで、オークションやディーラーとの取引時に信頼性が高まり、適正価格での売却につながりやすくなります。