穴が2つ開いた1853年アメリカ25セント硬貨の評価について
結論からお伝えすると、穴が2つ開いた「正規の」アメリカ25セント硬貨(クォーター)は存在しないとされています。もし1853年のクォーターに穴が2つ開いているものを見つけた場合、それは造幣局が意図的に作ったバラエティではなく、後世に何らかの理由で穴を開けられたダメージ品である可能性が極めて高いです。
なぜ穴あき硬貨は収集価値を持たないのか
古いコインには、ペンダントや装飾品として使うために穴を開けられたものが数多く存在します。しかし、コイン収集の世界では、このような後からの加工や損傷は大きな減点対象となります。穴あきのコインは「ダメージド・コイン」として扱われ、未使用品や美しい保存状態のコインと比べると、収集家からの需要がほとんどありません。
その場合の査定額はどのくらい?
穴が2つも開いた状態では、評価額はほぼ「地金価値(メタルバリュー)」のみとなってしまいます。1853年のクォーターは90%の銀を含むシルバーコインであるため、銀相場に連動する金属としての価値しか期待できないのが現実です。
知っておきたい豆知識:1853年クォーターの特徴
ちなみに1853年発行のクォーターは、重量の変更を示すために矢印マークが刻まれた特別な年式として知られています。もし手元にあるのが無傷の状態であれば、状態によってはプレミアムが付く可能性もありますので、まずは専門の鑑定業者やコインショップに相談してみることをおすすめします。