「星条旗」として知られるアメリカ合衆国の国旗。赤と白の縞(しま)が交互に並んだデザインは世界的にも有名ですが、「赤い縞は独立当時の13の植民地を表しているのか?」と疑問に思う人は少なくありません。
縞の総数は13植民地を象徴
まず押さえておきたいのは、国旗に描かれた縞の本数です。赤白を合わせた13本の縞は、アメリカ独立の起点となったイギリス領13植民地(後の最初の13州)を象徴しています。つまり「縞そのもの」が植民地を表す、というのが一般的な解釈です。
赤い色の意味は「流された血」?
一方、赤という色が持つ意味については、次のような言い伝えが広く語り継がれています。
それは「赤い縞は、国の独立のために戦い、命を捧げた人々の流した血を表している」というものです。建国の道のりにおける苦難と犠牲を偲ぶ色として、赤は特別な意味を与えられてきました。
ただしこれは公式に定められた意味ではなく、民間に伝わる解釈の一つです。1782年、国章の設計に関わったチャールズ・トムソンは、赤について「勇敢さと不屈の精神」を表す色だと説明しており、この説明が現在でも公式な由来として引用されています。
まとめ
アメリカ国旗の13本の縞は独立時の13植民地を表し、赤い色には「独立のために戦った人々の血」、すなわち勇気と犠牲の象徴という意味が込められていると語られています。歴史と人々の想いが重なり合ったデザインだからこそ、星条旗は今日まで多くのアメリカ人に愛され続けているのです。