南アメリカの歴史

初期のアメリカ国旗はどのようなものだった?星条旗の変遷を年表形式で解説

アメリカの国旗「星条旗(Stars and Stripes)」は、建国以来、新しい州が加わるたびに星の数や配置が変更されてきました。この記事では、1777年から1959年までの国旗デザインの主な変遷を、年表形式でわかりやすくご紹介します。

1777年:最初の公式国旗(13星・13縞)

  • 星:13個を円形に配置
  • 縞(ストライプ):13本。赤と白が交互
  • 色:赤・白・青
  • デザイン:大陸会議のメンバーだったフランシス・ホプキンソンの考案とされる

独立宣言当時の13植民地(初代13州)を象徴するデザインで、「ベッツィ・ロス旗」として広く知られています。

1795年:15星・15縞へ拡張

  • 星:15個を5列の横並びで配置
  • 縞:15本。赤と白が交互
  • 色:赤・白・青
  • デザイン:ジョージ・ワシントン政権(国務長官トーマス・ジェファーソン)の時代に再設計

バーモント州とケンタッキー州の加盟に伴い、星と縞がそれぞれ2つずつ増えました。この旗は、米英戦争の要塞マクヘンリー攻防戦を歌った国歌「星条旗(The Star-Spangled Banner)」のモデルとなりました。

1818年:縞は13本に戻り、星だけを増加

  • 星:20個を4列の横並びで配置
  • 縞:13本。赤と白が交互
  • 色:赤・白・青
  • デザイン:下院議員サミュエル・スミスらが主導して再設計

州が増えるたびに縞を増やし続けるのは非現実的だったため、縞は創設時の13本に固定され、以降は新しい州の加入時に星を追加する方式へと改められました。

1890年:44星の時代

  • 星:44個を6列に分けて配置
  • 縞:13本。赤と白が交互
  • 色:赤・白・青
  • デザイン:ベンジャミン・ハリソン大統領の時代に更新

西部開拓の進展に伴い、ノースダコタ、サウスダコタ、モンタナ、ワシントン、アイダホの5州が新たに加わり、星の数が大幅に増えました。

1912年:48星と規格の統一

  • 星:48個を6列(各行8個)で配置
  • 縞:13本。赤と白が交互
  • 色:赤・白・青
  • デザイン:ウィリアム・ハワード・タフト大統領が大統領令により星の配置や旗の寸法比率を正式に制定

ニューメキシコ州とアリゾナ州の加盟を受けて48星となり、このデザインは約47年間にわたって使用されました。

1959年:現在につながる50星のデザイン

  • 星:50個を千鳥状の9列(6個と5個の行が交互)に配置
  • 縞:13本。赤と白が交互
  • 色:赤・白・青
  • デザイン:ドワイト・D・アイゼンハワー大統領が新配置を承認

アラスカ州とハワイ州の州昇格を受け、現在の50星旗が誕生しました。高校生ロバート・G・ヘフトが授業課題で提案した配置が採用されたことでも知られています。

まとめ

アメリカ国旗は、国家の成長とともに星の数を増やしながら進化してきました。一方で、赤・白・青の配色と13本の縞は建国の理念への敬意として保たれ続けています。国旗の変遷は、まさにアメリカ合衆国そのものの歴史を映し出しているのです。