アメリカ史における「再建期(レコンストラクション)」は、南北戦争が終結した1865年から1877年頃まで続いた、南部諸州の復興と再統合の時代です。この期間にホワイトハウスの座にあった大統領は、以下の2人です。
アンドリュー・ジョンソン(Andrew Johnson、在任1865年〜1869年)
第17代アメリカ大統領。エイブラハム・リンカーンが暗殺されたことに伴い、副大統領から大統領に昇格しました。南部諸州への寛容な復興政策を掲げましたが、議会との対立が深まり、アメリカ史上初めて弾劾裁判にかけられた大統領としても知られています(上院で有罪票が1票足りず、罷免は免れました)。
ユリシーズ・S・グラント(Ulysses S. Grant、在任1869年〜1877年)
第18代アメリカ大統領。南北戦争で北軍を勝利に導いた英雄であり、その名声を背景に当選しました。在任期間中は黒人市民の権利を守る憲法修正第15条(投票権)の批准や、南部での連邦軍による秩序維持など、再建政策を積極的に推進しました。一方で政権周辺の汚職スキャンダルにも悩まされました。
まとめ
つまり、再建期を通して大統領を務めたのは、アンドリュー・ジョンソン(1865〜1869年)とユリシーズ・S・グラント(1869〜1877年)の2人です。この時期の政治的動向は、戦後アメリカの人種関係や連邦と州の関係を形作る上で重要な転換点となりました。