ミズーリ州は南部の一部とみなされるのか?
結論から言うと、はい。ミズーリ州は一般的に、アメリカ合衆国の「南部(South)」地域を構成する州の一つとみなされています。
南部を構成する州一覧
アメリカの南部地域は、伝統的に以下の州・地域で構成されるとされています。
アラバマ州、アーカンソー州、デラウェア州、ワシントンD.C.(コロンビア特別区)、フロリダ州、ジョージア州、ケンタッキー州、ルイジアナ州、メリーランド州、ミシシッピ州、ミズーリ州、ノースカロライナ州、オクラホマ州、サウスカロライナ州、テネシー州、テキサス州、バージニア州、ウェストバージニア州。
このように、ミズーリ州は正式に南部の州として数えられているのです。
ミズーリ州が南部とされる歴史的背景
ミズーリ州が南部に分類される理由には、歴史的な経緯が深く関わっています。1820年の「ミズーリ妥協」により、ミズーリは奴隷制を認める州(奴隷州)として連邦に加盟することが決まりました。南北戦争(1861年〜1865年)の際には、公式には連邦(北軍)側に留まったものの、州内には南軍を支持する住民も多く、深刻な内部対立が発生しました。こうした歴史的経緯が、ミズーリを南部の歴史と結び付けています。
文化面から見た南部とのつながり
文化面でも、特に州南部や「ブートヒール」と呼ばれる南東部の地域では、南部特有の方言、料理、音楽などの影響が色濃く残っています。一方で、カンザスシティなど西部寄りの都市部では中西部の性格も強く、ミズーリ州は「南部と中西部の境界線上に位置する州」という独特の立ち位置を持っています。
まとめ
ミズーリ州は、地域区分の上でも、また歴史や文化的背景の面からも、アメリカ南部の一部とみなされています。ただし中西部との境界に位置するため、両地域の特徴を併せ持つ移行的な存在である点も、理解しておくと良いでしょう。