南アメリカの歴史

シャーマンのアトランタ占領と「海への進軍」はいつ?南北戦争の転換点となった1864年の出来事を徹底解説

北軍のウィリアム・T・シャーマン将軍によるアトランタ占領と、その後の「海への進軍(マーチ・トゥ・ザ・シー)」は、1864年後半、アメリカ南北戦争のさなかに行われました。この一連の作戦は戦争の帰趨を決定づける重要な転換点となりました。以下、主要な出来事を時系列で詳しく見ていきましょう。

アトランタ方面作戦(1864年5月〜9月)

1864年5月7日:作戦開始

シャーマン将軍はジョージア州北部でロッキー・フェイス・リッジの戦いを指揮し、ここにアトランタ方面作戦の幕が開かれました。

1864年5月13日〜16日:リサカの戦い

シャーマン軍はリサカの戦いで勝利を収め、南軍の防衛線を突破することに成功しました。

1864年5月下旬〜6月上旬:一連の激戦

ダラス、ニュー・ホープ・チャーチ、ピケットツ・ミルなどで相次いで戦闘が発生し、北軍が優位に戦局を進めました。

1864年6月27日:ケネソー・マウンテンの戦い

ケネソー・マウンテンの戦いでは北軍側に多大な犠牲が出ましたが、重要な高台の確保には成功しました。

1864年7月20日:ピーチツリー・クリークの戦い

北軍部隊は着実に包囲網を狭めながらアトランタへ迫り、ピーチツリー・クリークの戦いが勃発しました。

1864年7月22日:アトランタの戦い

シャーマン軍が南軍の要塞陣地への攻撃を開始し、アトランタの戦いが始まりました。

1864年9月1日〜2日:アトランタ陥落

南軍のジョン・B・フッド将軍はアトランタを放棄し、撤退時に市の一部に火を放ちました。9月2日、北軍がついにアトランタを占領しました。

海への進軍(1864年11月〜12月)

1864年11月15日〜16日:進軍の開始

シャーマンは約6万の兵力を率いてアトランタを出発し、「海への進軍」が始まりました。この破壊的な作戦は、ジョージア州を縦断して南軍の資源と補給網を弱体化させることを目的としていました。

1864年12月21日:サバンナ占領

シャーマン軍は大きな抵抗を受けることなくジョージア州サバンナを占領し、進軍を完遂しました。

歴史的意義

これらの出来事は南北戦争における決定的な転換点となりました。アトランタの陥落は同年11月のリンカーン大統領再選を後押しし、シャーマンによるジョージア州およびカロライナ諸州への進軍は、南軍の経済基盤と国民の士気に壊滅的な打撃を与えました。こうした一連の作戦は、最終的な南軍の降伏へとつながる重要な要因となったのです。