答えは約38万8000人(388,000人)です。
史料によると、17世紀(1600年代)を通じて、およそ38万8000人のアフリカ人奴隷が力ずくで北米大陸へ移送されました。彼らは主に西アフリカから船で運ばれ、過酷な「中間航路(Middle Passage)」と呼ばれる大西洋横断の航海を強いられたとされています。
背景として知っておきたいこと
この時期に北米へ送られた奴隷の数は、大西洋奴隷貿易全体で見るとごく一部にすぎません。歴史学的な推計では、奴隷貿易全体で新大陸へ運ばれたアフリカ人は約1000万人以上にのぼり、その大多数はカリブ海地域やブラジルに向かいました。北米(現在のアメリカ合衆国)に到着したのはそのうちの約4%程度とされています。
それでも、この38万8000人が北米における奴隷制社会の出発点となり、その子孫は18〜19世紀にかけて自然増加により数を増やしていきました。こうした歴史的経緯は、後のアメリカ社会の人種問題にも深く影響を残しています。