正解:ウォーターゲート事件
1970年代後半にアメリカ人が直面していた問題ではなかったのは、ウォーターゲート事件です。
なぜウォーターゲート事件が正解なのか?
ウォーターゲート事件は1970年代初頭(1972年〜1974年頃)に発生した政治スキャンダルであり、1970年代後半の問題には該当しないためです。
ウォーターゲート事件とは
ウォーターゲート事件は、1970年代初頭にアメリカ合衆国で起きた重大な政治スキャンダルです。1972年6月、ワシントンD.C.のウォーターゲート・オフィス複合ビル内にある民主党全国委員会(DNC)本部への侵入事件を発端として、その後、リチャード・ニクソン政権による大規模な隠蔽工作が明るみになりました。
報道機関や連邦議会の調査によって真相が次々と暴露され、事件は最終的に1974年8月のニクソン大統領辞任という、米国史上初となる現職大統領の辞任という結末を迎えました。
1970年代後半のアメリカが実際に直面していた問題
一方で、1970年代後半のアメリカ社会は以下のような深刻な問題に悩まされていました。
- スタグフレーション: インフレと失業が同時に進行する経済停滞
- エネルギー危機: 石油危機に伴う燃料不足とガソリン価格の高騰
- イランアメリカ大使館人質事件: 1979年に発生した外交危機
- ベトナム戦争後の社会的疲弊: 戦争の傷跡が残る社会不安
これらと比べると、ウォーターゲート事件はすでに1974年に決着していたため、1970年代後半の「当面の問題」ではなかったと言えます。