1776年にイギリス帝国からの独立を宣言した北米の13植民地は、実はその時点ではまだ「アメリカ合衆国」としては成立していませんでした。合衆国として正式に発足したのは、それから約13年後の1789年のことです。
合衆国憲法の調印
1787年9月17日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで開催された憲法制定会議(制憲議会)において、各州から集まった代表者たちによってアメリカ合衆国憲法が署名されました。この文書こそが、新しい国家の枠組みを定める基礎となりました。
13州による批准と憲法の発効
その後、憲法は1787年12月7日のデラウェア州を皮切りに、1788年6月21日までの間に、当初の13州すべてによって批准されました。
そして1789年3月4日、ついに憲法が発効。ここに初代大統領ジョージ・ワシントンのもと、アメリカ合衆国が正式な国家として誕生したのです。
まとめ
独立宣言(1776年)と合衆国の正式な成立(1789年)の間には、連合規約による緩やかな国家連合の時期がありました。現在の強力な中央政府を持つ合衆国の姿は、憲法の制定と批准によって初めて実現したのです。