1760年に行われたジョージア植民地の国勢調査によると、当時の人口は白人5,514人、黒人1,644人と記録されており、このうち約1,000人が奴隷として数えられていました。
ジョージアにおける奴隷制の背景
ジョージアは1732年に設立されたイギリスの植民地であり、創設当初は奴隷制が禁止されていました。しかし1750年代に禁令が撤廃されると、プランテーション経済の拡大とともに奴隷人口は急速に増加していきました。
1760年の国勢調査は、そうした転換期の初期段階を捉えた貴重な記録です。総人口7,158人のうち、奴隷は全体の約14%を占めており、後の18世紀末から19世紀にかけて奴隷制が大きく拡大していく前夜の状況を物語っています。