2020年国勢調査による白人比率ランキング
2020年に実施されたアメリカ合衆国の国勢調査(センサス)のデータによると、住民に占める白人の割合が最も高い州は以下の10州です。
- バーモント州(白人比率:95.6%)
- メイン州(94.4%)
- ウェストバージニア州(93.2%)
- ニューハンプシャー州(93.1%)
- アイダホ州(91.5%)
- ワイオミング州(91.1%)
- モンタナ州(90.7%)
- ユタ州(89.5%)
- ノースダコタ州(89.4%)
- アイオワ州(88.7%)
上位州に共通する特徴
ランキング上位の州にはいくつかの共通点があります。まず、ニューイングランド地方に位置するバーモント州、メイン州、ニューハンプシャー州は、歴史的にヨーロッパ系移民の子孫が多く定住した地域です。加えて、若い世代の大都市への流出が続いたため、人口構成の多様化が他地域よりも緩やかに進んできました。
また、アイダホ州、ワイオミング州、モンタナ州、ノースダコタ州といった山岳部・平原部の州は、農業や牧畜を中心とした産業構造を持ち、海外からの移民流入が比較的少ない点も特徴です。ユタ州については、19世紀に移り住んだモルモン教徒の開拓者の子孫が多く暮らすことで知られています。
統計データを読む際の注意点
なお、これらの数値は「白人単独」とするか、「ヒスパニック系を除く白人」とするかなど、集計の定義によって変動する場合があります。近年のアメリカでは都市部を中心に人口構成の多様化が急速に進んでいますが、上記のような地方州では依然として白人の割合が高く、地域ごとの人口構成の差が顕著に表れています。