サム・ヒューストン(Sam Houston)こそが、サン・ジャシントの戦いでの勝利によってテキサスをメキシコから独立へと導いた指導者です。
サン・ジャシントの戦いとは
サン・ジャシントの戦いは、1836年4月21日に現在のテキサス州ヒューストン近郊で行われた決定的な戦闘です。テキサス革命の最後の主要な戦いとなったこの戦いで、サム・ヒューストン率いるテキサス軍は、アントニオ・ロペス・デ・サンタ・アナ将軍が指揮するメキシコ軍を奇襲しました。
この戦闘はわずか18分ほどで終結したと言われており、テキサス軍は圧倒的な勝利を収めました。メキシコ側は多数の死傷者を出し、サンタ・アナ将軍自身も翌日に捕虜となりました。
勝利がもたらしたもの
捕虜となったサンタ・アナは、テキサスの独立を承認する「ベラスコ条約」に署名せざるを得なくなりました。これにより、テキサスはメキシコからの独立を事実上達成し、「テキサス共和国」として新たな一歩を踏み出したのです。
サム・ヒューストンのその後
独立の英雄となったサム・ヒューストンは、その後テキサス共和国の初代大統領に選出されました。さらに彼の名前にちなんだ都市ヒューストンは、後にテキサス最大の都市へと発展していきます。彼はテキサスが1845年にアメリカ合衆国に加盟した後も、同州を代表する上院議員として活躍し、テキサスの歴史において最も重要な人物の一人として記憶されています。