南アメリカの歴史

アメリカ国旗の星の周りの青色にはどんな意味があるのか?

アメリカ国旗(星条旗)の左上、つまりポール側上部に配置された青い部分は「カントン(canton)」または「ユニオン」と呼ばれています。この青色の領域は、アメリカ合衆国を構成する各州の「連合(ユニオン)」を象徴しており、そこに描かれた50個の白い星は、現在の50の州それぞれを表しています。

星の数は州の数とともに増えてきた

国旗の星の数は、連邦に加盟する州の数に基づいて定められています。建国当初は13個の星が描かれていましたが、これは皆さんもお察しの通り、イギリスからの独立を宣言した最初の13植民地を表していました。その後、新しい州が連邦に加わるたびに星が追加され、1959年にハワイ州が49番目の州として加盟し、翌1960年にはアラスカ州に続いてハワイが正式な州となったことで、現在の50個の星で構成されるデザインが確定しました。

青色が象徴するもの

この青色(ブルー)には、州の連合という意味だけでなく、さらなる象徴的な意味が込められていると言われています。それは以下の3つの美徳です。

・警戒心( vigilance):自由と国家を守り続ける覚悟
・忍耐・粘り強さ(perseverance):困難に屈しない精神
・正義(justice):公正さへの揺るぎない信念

ちなみに、国旗の他の色にも意味があります。赤は勇気と犠牲(剛健さ)を、白は純潔と誠実さを表すとされています。

まとめ

アメリカ国旗の星の周りの青色は、単なる装飾ではなく、50の州が一つに結ばれた「連合」の象徴であり、さらに警戒心・忍耐・正義という国家の理念をも表現しているのです。星条旗のデザイン一つひとつに、アメリカの歴史と価値観が込められていると言えるでしょう。