ロードアイランド州における年季奉公の実態
はい、ロードアイランド州にも年季奉公人(インデンチャード・サーヴァント)は確かに存在していました。17世紀から18世紀にかけてのアメリカ植民地時代、年季奉公は労働力を確保するための主要な制度の一つであり、ニューイングランド地方の小さな植民地であったロードアイランドも例外ではありませんでした。
年季奉公制度とはどのような仕組みか
年季奉公とは、本人が契約に基づき一定期間(通常4年から7年程度)無償で労働することを約束し、その見返りとしてアメリカ植民地への渡航費、食事、住居、そして職業訓練を受けられるという労働制度です。多くの場合、貧しい移民や新たな人生を求める人々が、新天地での暮らしを実現するためにこの制度を利用しました。契約期間を満了すれば独立して生計を立てる道が開かれる点が、奴隷制との大きな違いでした。
ロードアイランドでの年季奉公人の仕事
ロードアイランドにやってきた年季奉公人の多くは、イギリスをはじめとするヨーロッパ各地から渡ってきました。彼らが従事した仕事は多岐にわたり、農場での農作業、造船所での労働、家庭内での使用人業務などが含まれていました。ロードアイランドは海運業や造船業が盛んな土地だったため、港湾都市を中心にこうした労働者が重宝されていました。
制度の衰退と廃止
年季奉公制度は18世紀に入るとロードアイランドにおいて次第に衰退していきました。その後、1842年についに正式に廃止されることとなります。この廃止は、同州が不自由な労働制度を見直し、より自由な労働形態へと移行していく歴史的転換点を示すものといえるでしょう。