南アメリカの歴史

ジーンズはいつ発明された?現代のブルージーンズ誕生の歴史

ジーンズが発明されたのはいつ?

現代につながるブルージーンズが初めて作られたのは、1873年のことです。この年、リーバイ・ストラウス(Levi Strauss)と仕立て屋のジェイコブ・デイビス(Jacob Davis)が共同で特許を取得し、銅のリベットで補強されたワークパンツが誕生しました。これこそが、今日私たちが知るジーンズの始まりです。

リーバイ・ストラウスという男

リーバイ・ストラウスは、バイエルン地方(現在のドイツ)出身のユダヤ系移民でした。1853年、ゴールドラッシュで賑わうサンフランシスコに渡り、雑貨商として事業をスタート。布地や衣料品などを、過酷な労働に従事する鉱山労働者たちへ販売していました。

ジェイコブ・デイビスとの出会いと特許取得

ネバダ州リノで仕立て屋を営んでいたジェイコブ・デイビスのもとには、「作業用のズボンのポケットや股部分がすぐに破れてしまう」という労働者からの相談が頻繁に寄せられていました。そこで彼は、負荷のかかる箇所を銅製のリベットで留めて補強するという画期的なアイデアを思いつきます。

しかし、このアイデアで特許を取得する資金がなかったデイビスは、布地の供給元だったリーバイ・ストラウスに協力を求めました。こうして二人はビジネスパートナーとなり、1873年5月20日、「ポケット開口部の補強方法」に関するアメリカ合衆国特許第139,121号を取得しました。この日が、ブルージーンズの誕生日とされています。

リーバイスの誕生とその後の発展

リーバイ・ストラウスは1873年、このリベット付きワークパンツの製造・販売を本格的に開始しました。当時は「ウエスト・オーバーオール」と呼ばれ、主に炭鉱夫や鉄道作業員など、肉体労働者のための実用的な作業着として親しまれていました。

その後、丈夫さと機能性が評判を呼び、ジーンズは労働着の枠を超えてカジュアルウェアの定番へと進化します。1890年代には、今もロングセラーとして名高い「501」モデルが登場し、リーバイスは世界的なデニムブランドへの道を歩み始めました。

まとめ

ジーンズの誕生は1873年。リーバイ・ストラウスとジェイコブ・デイビスの協力によって生まれたリベット付きのワークパンツは、やがて世界中の人々に愛されるファッションアイテムとなりました。150年以上が経った今も、ジーンズは世代や国境を越えて愛され続けています。