イギリスの名将バーナード・モントゴメリー元帥(愛称「モンティ」)の最も有名な勝利は、第二次世界大戦中のエル・アラメインの戦いで挙げられました。
「モントゴメリーの戦い」という誤解に注意
同名の地名であることから混同されやすいのですが、ウェールズの町モントゴメリーで行われた1644年のイングランド内戦における「モントゴメリーの戦い」は、モントゴメリー元帥とは一切関係ありません。彼の有名な勝利がこの地で起きたわけではなく、実際の決戦の舞台は北アフリカでした。
エル・アラメインの戦い(1942年)
モントゴメリーの名声を不動のものにしたのは、1942年10月から11月にかけてエジプトのエル・アラメインで行われた第二次エル・アラメイン会戦です。彼は「砂漠の狐」と呼ばれたエルヴィン・ロンメル将軍率いるドイツ・イタリア軍(アフリカ装甲軍団)を撃破し、北アフリカ戦線の大きな転換点を作り出しました。
この勝利の歴史的意義
この勝利により枢軸軍はエジプトからの撤退を余儀なくされ、連合国は地中海方面での主導権を握ることに成功しました。ウィンストン・チャーチル首相はこの戦いについて「これは終わりではない。始まりさえもない。しかし、おそらく始まりの始まりである」と語ったことでも有名です。
まとめると、モントゴメリーの有名な勝利の舞台はエル・アラメイン(エジプト)であり、「モントゴメリー」という名前を持つ戦いではなかったのです。