本記事では、スペイン国王アルフォンソ13世の治世(1902年〜1931年)を年表形式でご紹介します。この年表は、当サイトで公開している「王政復古期の年表」とも連動した内容となっており、両者を併せて読むことで、スペイン近代史の全体像をより深く理解することができます。
アルフォンソ13世とはどんな国王か
アルフォンソ13世(1886年〜1941年)は、ボルボン朝復古期スペインの国王です。父であるアルフォンソ12世の崩御後に生まれ、出生と同時に王位を継承しました。幼少期は母マリア・クリスティーナ王妃が摂政として国政を担い、1902年に16歳で親政を開始します。
治世の前半にはモロッコ戦争や第一次世界大戦への中立維持などが続きましたが、アヌアルの惨事をはじめとする軍事的失敗や社会不安が政情を不安定化させました。後半はミゲル・プリモ・デ・リベラ将軍の独裁政権を経て、1931年の地方自治体選挙で共和派が圧勝すると国王は国外へ退去し、スペイン第二共和政の成立によって王制は終焉を迎えます。
治世の主な出来事
- 1886年 — 父アルフォンソ12世の崩御に伴い、出生と同時に即位(摂政期)
- 1902年 — 親政開始
- 1909年 — 「悲劇的一週間」(バルセロナでの大規模反乱)
- 1914年〜1918年 — 第一次世界大戦において中立を維持
- 1921年 — モロッコ戦争での「アヌアルの惨事」により深刻な政治危機
- 1923年 — プリモ・デ・リベラ将軍のクーデター、独裁政権の成立
- 1930年 — プリモ・デ・リベラ政権の崩壊
- 1931年4月 — 地方自治体選挙で共和派が圧勝、アルフォンソ13世は国外退去し第二共和政が宣言される
詳細な年表資料について
より詳しい年表の全文については、以下の埋め込みドキュメントをご覧ください。Boxウィジェット上で一覧形式にて閲覧できます。