ヨーロッパの歴史

紀元前700年〜紀元前146年:ローマの誕生と最初のローマ人たち

紀元前700年〜紀元前146年:ローマの誕生と最初のローマ人たち

紀元前753年頃

ローマ市の建設

当初、ローマはテヴェレ川のほとりにある小さな農村にすぎませんでした。しかし時代とともに周辺に新しい村々が生まれ、それらがやがて合わさって一つの都市が形成されていきます。この時代のローマは、王によって統治されていました。

ロムルスとレムスの伝説

ローマは「ロムルス」という男によって建国されたと伝えられています。幼い頃、彼は双子の兄弟とともにテヴェレ川のほとりに捨てられました。二人を見つけた雌狼が乳を与えて育て、その後、羊飼いに保護されたといわれています。成長した双子はテヴェレ川のほとりに都市を建設することを決めますが、激しく争うようになり、ついにロムルスは弟を殺してしまいました。そして自分の名前にちなんで、その都市を「ローマ」と名付けたのです。

紀元前509年頃

ローマ、共和政へ

最後の王が追放されると、ローマは共和政へと移行します。国政は元老院によって運営されました。元老院とは、都市で最も有力な家柄の出身者たち(元老院議員)から構成される集団のことです。

ローマ人は元老院の指導のもと、次第にイタリア半島全体を征服していきました。

紀元前700年〜紀元前146年:ローマの誕生と最初のローマ人たち

紀元前264年

ローマ、カルタゴを攻撃

ここからポエニ戦争が始まります。フェニキア人とローマ人は、地中海の交易権を誰が握るかをめぐって激しく衝突しました。カルタゴは北アフリカに位置する都市で、中東出身のフェニキア人が築いた商業拠点の中でも最も有名なものです。

紀元前146年

ローマ、カルタゴを滅ぼし領土を拡大

ローマはカルタゴの領土を奪い、地中海周辺の諸王国の征服をさらに進めていきました。しかし、ローマの領土が広がるにつれ、広大な領土をいかに統治すべきかをめぐって元老院議員たちの対立が深まり、ライバル同士の勢力は権力掌握のために軍隊を利用するようになります。

ローマ、ギリシャを征服

ギリシャの王アレクサンドロス大王の死後、彼の帝国は分裂し、最終的にはローマ人によって征服されることとなりました。