ナポレオン戦争における最大の敵はイギリス
ナポレオン・ボナパルトがナポレオン戦争の時期に直面した最大の敵として挙げられるのは、イギリスです。ヨーロッパ大陸に覇権を築こうとしたナポレオンにとって、海の向こうのイギリスは常に立ちはだかる存在であり続けました。
1803年から1815年まで続いた英仏対決
両国間の戦争は1803年に勃発し、1815年のナポレオン失脚まで実に12年以上にわたって続きました。特筆すべきは、イギリスがナポレオン戦争の全期間を通じて、一度も戦いから離れることなくフランスと対峙し続けた唯一の国だったという点です。他の欧州諸国は同盟を組んだり離脱したりを繰り返しましたが、イギリスだけは終始ナポレオンと敵対しました。
激しい攻防と両国の損害
英仏両国の戦いは極めて熾烈を極めました。海上ではトラファルガーの海戦などで制海権を巡る攻防が展開され、陸上でも経済封鎖や植民地を舞台とした争いが繰り広げられました。この長期にわたる消耗戦の中で、双方ともに甚大な損害を被ることとなりました。
最終的な勝者はイギリス
戦争の末、勝利を収めたのはイギリスでした。ワーテルローの戦いでの決定的な敗北により、ナポレオンはついに権力の座から退くことになります。イギリスが最後まで粘り強く戦い続けたことが、ナポレオンのヨーロッパ支配の野望を打ち砕く大きな要因となったのです。