ヨーロッパの歴史

ドイツに隣接する国はいくつ?ヨーロッパの中心で9か国と国境を接する理由

ドイツはヨーロッパのほぼ中央に位置する国家であり、実に9か国と陸地で国境を接しています。これはヨーロッパの中でも最も多い部類に入り、ドイツが「ヨーロッパの十字路」と呼ばれる由縁となっています。

ドイツと国境を接する9か国の一覧

方角ごとに整理すると、以下のようになります。

  • 北: デンマーク
  • 東: ポーランド、チェコ共和国
  • 南東: オーストリア
  • 南: スイス
  • 西: フランス、ルクセンブルク、ベルギー
  • 北西: オランダ

方角別に見る隣国の特徴

北の玄関口:デンマーク

ユトランド半島を介してデンマークと接しており、バルト海と北海をつなぐ重要な地域です。

東側:ポーランドとチェコ共和国

ポーランドとはオーダー川やナイセ川が、チェコとはエルベ山地などが自然の境界線となっています。旧東西冷戦時代の歴史を感じさせる国境でもあります。

南側:アルプスの国々、オーストリアとスイス

オーストリアとの国境は長く、バイエルン地方からチロル地方へと続きます。スイスとはボーデン湖(コンスタンツ湖)やライン川が境界の一部を形成し、風光明媚な観光地としても知られています。

西側:フランス、ルクセンブルク、ベルギー

フランスとの間にはライン川が流れ、歴史的に対立と協調を繰り返してきた両国は、現在ではEUの中核として深い関係を築いています。ルクセンブルクとベルギーは小規模ながら経済的に密接なつながりを持つ隣国です。

北西:オランダ

オランダとは低湿地帯が広がる平坦な国境であり、貿易港ロッテルダムを通じた物流の要衝として結ばれています。

まとめ

ドイツは北からデンマーク、東からポーランドとチェコ、南東からオーストリア、南からスイス、西からフランス・ルクセンブルク・ベルギー、北西からオランダと、合計9か国に囲まれています。多くの国と接していることは、ドイツが欧州連合(EU)の政治・経済の中心として機能していることとも深く関わっています。