Dデイ後の連合軍による都市解放
1944年6月6日、連合軍はノルマンディー海岸に上陸する大規模な作戦「オーバーロード作戦」、いわゆるDデイ(ノルマンディー上陸作戦)を開始しました。この歴史的な上陸作戦を足がかりに、連合軍は西ヨーロッパへと進撃し、ナチス・ドイツの占領下にあった数多くの都市を次々と解放していきました。
以下は、Dデイ以降に連合軍によって解放された主なフランスおよびベルギーの都市です。
解放されたフランスの都市
- バイユー(Bayeux) – 上陸翌日の6月7日に解放された最初の主要都市
- カーン(Caen) – 激しい戦闘の末、7月に解放
- サン=ロー(Saint-Lô) – 「廃墟の首都」と呼ばれるほど破壊された後、7月に解放
- レンヌ(Rennes)
- ナント(Nantes)
- ル・マン(Le Mans)
- アンジェ(Angers)
- オルレアン(Orléans)
- トゥール(Tours)
- ボルドー(Bordeaux)
- リヨン(Lyon)
- マルセイユ(Marseille)
- トゥーロン(Toulon)
特に有名なのは、1944年8月25日に自由フランス軍によって解放されたパリですが、上記の都市もいずれかは連合軍の進撃路沿いに位置し、フランス全土の解放に重要な役割を果たしました。南フランスでは8月15日の「ドラグーン作戦」によりマルセイユやトゥーロンが解放されています。
解放されたベルギーの都市
- モンス(Mons)
- ブリュッセル(Brussels) – 1944年9月3日に解放
- アントウェルペン(Antwerp) – 9月4日に港湾施設がほぼ無傷で確保され、その後の補給拠点として極めて重要に
- リエージュ(Liège)
- シャルルロワ(Charleroi)
- ナミュール(Namur)
これらの都市の解放により、連合軍はライン川へと進む足場を固め、最終的なドイツ本土への進撃への道を開くこととなりました。