ヨーロッパの歴史

1800年代後半にヨーロッパ諸国が結んでいなかった同盟はどれ?

正解は「国際連盟」

1800年代後半にヨーロッパ諸国が結成していなかったのは、国際連盟です。

国際連盟は、第一次世界大戦の惨禍を背景に「武力ではなく話し合いで国際紛争を解決する」という理念のもと、1919年のヴェルサイユ条約に基づいて創設され、1920年に正式に発足した国際機関です。したがって、19世紀後半(1800年代後半)の軍事同盟には該当しません。

1800年代後半のヨーロッパの主な同盟

一方、問題の他の選択肢に挙げられた同盟は、いずれも19世紀後半にヨーロッパ諸国の間で締結されたものです。主なものとしては以下があります。

  • 独墺同盟(1879年):ドイツとオーストリア=ハンガリーの二国間同盟
  • 三国同盟(1882年):ドイツ・オーストリア=ハンガリー・イタリアによる軍事同盟
  • 再保障条約(1887年):ドイツとロシアの間で結ばれた中立に関する条約
  • 露仏同盟(1894年):ロシアとフランスによる軍事同盟

こうした複雑な同盟網は、やがて列強を二大陣営に分断し、第一次世界大戦への道を開く要因となりました。大戦終結後、同じ過ちを繰り返さないために作られたのが国際連盟なのです。