ヨーロッパの歴史

十字軍の時代はどれほど続いたのか?約200年間の歴史をわかりやすく解説

十字軍の時代は、11世紀後半から13世紀後半にかけて、実に200年近くにわたって続きました。単発の戦争ではなく、世代を超えて断続的に繰り返された大規模な宗教遠征だったのです。

十字軍の始まり

1095年、ローマ教皇ウルバヌス2世がクレルモン教会会議で「聖地エルサレムの奪還」を呼びかけたことが、第一回十字軍の出発点となりました。翌1096年には遠征が本格的に開始され、1099年には十字軍がエルサレムを占領しています。

約200年間に及ぶ戦乱の時代

その後も数度にわたる十字軍が組織され、聖地をめぐるキリスト教勢力とイスラム勢力の争いは長く続きました。しかし13世紀後半、1291年に地中海沿岸の要衝アッコが陥落すると、キリスト教勢力は聖地における最後の拠点を失い、十字軍の時代は事実上の幕を下ろしました。

まとめ

このように十字軍の時代は、11世紀末から13世紀末までのおよそ200年間という長期にわたり、中世ヨーロッパと中東世界の政治・宗教・社会に計り知れない影響を残しました。