ヨーロッパの歴史

1939年~1943年頃のフランスフランは今いくらの価値がある?現状を解説

1939年~1943年頃のフランスフラン、現在の価値は?

結論から言うと、1939年から1943年頃に発行されたフランスフランの紙幣や硬貨は、今日では法的な通貨としての価値を持ちません。銀行での両替も認められていないため、貨幣としての金銭的価値はほぼゼロと考えてよいでしょう。

なぜ価値がなくなったのか

フランスでは1960年に大規模な通貨改革が実施され、それまで使われていた旧フランは「ヌーヴォー・フラン(新フラン)」へと切り替えられました。この際、旧フランは新フランの100分の1にデノミネーションされました。

さらにその後、フランスは2002年にユーロへ移行したため、フランという通貨自体が流通しなくなっています。つまり、第二次世界大戦前後にあたる1939年~1943年頃のフランスフランは、すでに廃止された通貨であり、現在の金融的価値を持たないのです。

コレクター価値はある?

ただし、金銭的価値がないからといって、まったく無価値というわけではありません。戦時中に発行された紙幣や硬貨には、歴史的資料としてのコレクター価値が生じる場合があります。特に以下のようなものは、古銭市場で取引されることがあります。

・保存状態が非常に良い品
・発行枚数が少ない希少なシリーズ
・特定の歴史的出来事に関連する記念的な発行物

手元に当時のフランスフランをお持ちの場合は、まず古銭商やコイン専門店に査定を依頼してみるとよいでしょう。額面の価値はなくても、歴史を伝える一品としての魅力は十分にあります。