ヴェルサイユ条約とは?
第一次世界大戦を正式に終結させた「ヴェルサイユ条約」は、1919年6月28日、フランスのヴェルサイユ宮殿にある「鏡の間」で調印されました。この条約には、戦勝国だけでなく、敗戦国であるドイツを含む多くの国々の代表が出席し、歴史に残る重要な署名が交わされました。
ここでは、条約に署名した主要な代表者を国別にご紹介します。
ヴェルサイユ条約の主な署名者一覧
1. ドイツ
- ヘルマン・ミュラー(外務大臣)
- ヨハネス・ベル(財務大臣)
2. フランス
- ジョルジュ・クレマンソー(首相)
- アンドレ・タルデュー(外務大臣)
3. イギリス
- デビッド・ロイド・ジョージ(首相)
- アーサー・バルフォア(外務大臣)
4. アメリカ合衆国
- ウッドロー・ウィルソン(大統領)
- ロバート・ランシング(国務長官)
5. イタリア
- ヴィットーリオ・エマヌエーレ・オーランド(首相)
- シドニー・ソンニーノ(外務大臣)
6. 日本
- 西園寺公望(全権大使・元首相)
- 幣原喜重郎(駐フランス大使)
7. ベルギー
- アンリ・ジャスパール(外務大臣)
- ポール・エマンス(司法大臣)
8. チェコスロバキア
- カレル・クラマーシュ(首相)
- エドヴァルド・ベネシュ(外務大臣)
9. ポーランド
- ロマン・ドモフスキ(ポーランド国民委員会委員長)
- イグナツィ・パデレフスキ(首相)
10. ルーマニア
- イオン・I・C・ブラティアヌ(首相)
- ニコラエ・ティトゥレスク(外務大臣)
11. ユーゴスラビア
- ニコラ・パシッチ(首相)
- イワン・ジョルゲル(司法大臣)
その他の出席者
上記の署名者に加えて、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、インド、中国など、他の国や組織の代表者も調印式に出席しました。
まとめ
ヴェルサイユ条約は、第一次世界大戦の公式な終結を定めるとともに、戦後の国際秩序を形作った歴史的な文書です。クレマンソー、ロイド・ジョージ、ウィルソンといった当時を代表する指導者たちが一堂に会したこの調印式は、20世紀の世界史における大きな転換点となりました。