ヨーロッパの歴史

北アメリカとカリブ海を最初に支配したヨーロッパの国は?その答えは「スペイン」

北アメリカとカリブ海の広大な地域を最初に支配したヨーロッパの国は、スペインです。

15〜16世紀におけるスペインの植民地拡大

15世紀から16世紀にかけて、スペインはメキシコ、中央アメリカ、そしてカリブ海地域に次々と植民地を建設しました。さらに、現在のアメリカ合衆国南西部にあたる広大な領土に対しても主権を主張し、その支配圏を北アメリカ大陸へと着実に拡大していきました。

太平洋への進出

スペインの勢力範囲は大西洋にとどまりませんでした。フィリピンやグアムをはじめとする太平洋の島々にも居住地を築き、カリブ海や大西洋のみならず、太平洋においても強い影響力を確立したのです。

「太陽の沈まぬ国」と呼ばれた理由

こうしてスペインは、大航海時代の先駆者として南北アメリカ大陸、カリブ海、さらには太平洋地域にまで及ぶ巨大な帝国を築き上げました。新大陸の銀山や海上貿易がもたらす富によって支えられたスペインの繁栄は、「太陽の沈まぬ国」という称号で称えられ、同時にイギリスやフランスなど後発のヨーロッパ列強による植民地獲得競争の幕開けともなりました。