ヨーロッパの歴史

ゲティスバーグの戦いとビックスバーグの戦いが南北戦争に与えた影響を最もよく要約しているのはどれか?

ゲティスバーグの戦いとビックスバーグの戦いは、南北戦争における二大転換点であり、戦局の主導権を北軍(連邦軍)側へと移す決定的な役割を果たしました。

ゲティスバーグの戦い

  • 1863年7月1日から3日にかけて行われ、アメリカ史上最も多くの犠牲者を出した激戦となりました。
  • 南軍の名将ロバート・E・リー将軍率いる北バージニア軍が、ジョージ・G・ミード将軍指揮下の北軍ポトマック軍に対して大規模な攻撃を仕掛けました。
  • 南軍は序盤こそ優勢に進んだものの、北軍は陣地を守り抜き、反撃に転じて南軍を撤退へと追い込みました。
  • この敗北によってリー将軍による北部侵攻の構想は完全に潰え、一方で北軍の士気は大きく高まりました。

ビックスバーグの戦い

  • 1863年5月18日から7月4日まで、ミシシッピ州ビックスバーグという南軍の要衝をめぐり、北軍による包囲戦が展開されました。
  • ユリシーズ・S・グラント将軍率いる北軍は市を完全に包囲して補給路を遮断し、南軍を降伏に追い込みました。
  • ビックスバーグの陥落により北軍はミシシッピ川の支配権を確保し、アメリカ連合国(南部)を事実上東西に分断。南部にとって物資や兵員の輸送は極めて困難となりました。

両戦の勝利がもたらしたもの

ゲティスバーグとビックスバーグでの勝利は、北軍に圧倒的な優位をもたらし、南北戦争における最終的な勝利への道を切り開きました。東部では北侵の野心が砕かれ、西部では南部の生命線であるミシシッピ川が奪われたことで、戦争の帰趨はほぼ決定的になったのです。