ヨーロッパの歴史

【歴史クイズ】プロイセン王フリードリヒ2世の業績で「当てはまらない」のはどれ?

問題

次のうち3つは、プロイセン王フリードリヒ2世(フリードリヒ大王)によって達成された業績ですが、当てはまらないものはどれでしょうか?

A. 七年戦争でオーストリアに勝利した
B. ポーランド分割を行った
C. シレジアに侵攻した
D. 三十年戦争後のベルリンを再建した

正解:D. 三十年戦争後のベルリンを再建した

フリードリヒ2世は、1740年から1786年に亡くなるまでプロイセン国王として在位しました。「フリードリヒ大王」の名でも広く知られ、18世紀で最も影響力のある君主の一人であるだけでなく、歴史上屈指の名将としても高く評価されています。啓蒙専制君主の代表格であり、内政・軍事の両面で数多くの功績を残しました。

フリードリヒ2世の主な業績

A. 七年戦争(1756年〜1763年)でのオーストリアへの勝利
この戦争の結果、プロイセンは豊かなシレジア地方の領有を確定させました。

B. ポーランド分割(1772年・1793年・1795年)
ロシアおよびオーストリアと共にポーランド分割を主導し、その結果、ポーランドは独立国家として地図上から完全に消滅することとなりました。

C. シレジア侵攻(1740年)
即位直後にシレジアへ侵攻し、オーストリア継承戦争(1740年〜1748年)の発端を作りました。

なぜDが誤りなのか

一方、フリードリヒ2世は三十年戦争(1618年〜1648年)後のベルリン再建には関わっていません。この復興事業を主導したのは、1640年から1688年までブランデンブルク=プロイセンを統治した「大選帝侯」として知られるフリードリヒ・ヴィルヘルムです。彼は三十年戦争で荒廃した領土の再建に尽力し、運河整備や移民の受け入れなどを通じて、後のプロイセン台頭の基盤を築いた人物でした。