ヨーロッパの歴史

第二次世界大戦終結時、旧東ドイツの領土を占領したのはどこの国の軍隊?

旧東ドイツを占領したのはソ連赤軍

第二次世界大戦の終結時、旧東ドイツ(ドイツ民主共和国)にあたる地域を占領したのは、ソビエト連邦の赤軍(ソ連軍)でした。

1945年5月にナチス・ドイツが降伏すると、連合国はドイツ全土を米国、英国、フランス、ソ連の4か国による占領地域へと分割しました。このうちソ連が占領した東部地域は、1949年に「ドイツ民主共和国(東ドイツ)」として正式に国家が成立することになります。

ドイツの東西分断への道

一方、米英仏の3か国が占領した西部地域は、同じく1949年に「ドイツ連邦共和国(西ドイツ)」となりました。こうしてドイツは東西に分断され、首都ベルリンも同様に分割され、東ベルリンはソ連の管理下に置かれました。

この東西分断の構図は、1961年に建設されたベルリンの壁によって象徴され、1990年のドイツ再統一まで約40年間続くこととなりました。冷戦期のヨーロッパ情勢を語るうえで欠かせない歴史的事実といえます。