第一次世界大戦における連合国とは
第一次世界大戦(1914年〜1918年)では、ドイツ帝国やオーストリア=ハンガリー帝国などを中心とする「同盟国(中央同盟国)」に対抗する形で、世界中の多くの国が「連合国(協商国)」として参戦しました。当初はヨーロッパの数カ国にとどまっていた戦争も、次第に規模を拡大し、最終的には20カ国以上が連合国側に加わることになりました。
主要な連合国
第一次世界大戦の連合国の中核を担ったのは、以下の大国です。
- フランス
- ロシア帝国
- イギリス
- イタリア
- 日本
- アメリカ合衆国(1917年に参戦)
特に日本は、日英同盟に基づいて1914年8月にドイツへ宣戦布告し、中国山東半島の青島や太平洋上のドイツ領諸島を占領するなど、重要な役割を果たしました。また、アメリカ合衆国は開戦から約3年後の1917年に参戦し、その圧倒的な物量と兵力が戦局を大きく左右することとなりました。
その他の連合国
主要国以外にも、多くの国が時期の差こそあれ連合国として参戦しました。
- セルビア
- ベルギー
- ギリシャ
- ポルトガル
- モンテネグロ
- ルーマニア
- 中国
- ブラジル
- シャム(現在のタイ)
- キューバ
- パナマ
- ハイチ
- リベリア
- アルメニア
- チェコスロバキア
- ポーランド
このうちセルビアとベルギーは開戦直後から戦いに巻き込まれた国であり、それぞれオーストリア=ハンガリー帝国およびドイツ帝国の侵攻を受けました。一方、中国やブラジル、ギリシャなどは戦争中期から後期にかけて参戦しています。
まとめ
第一次世界大戦の連合国は、フランス・イギリス・ロシアという最初の協商国を中心に、イタリア、日本、そして1917年参戦のアメリカ合衆国といった大国が加わり、さらに世界各地の中小国家へと拡大していきました。この広範な国際連合の形成が、最終的な同盟国側の敗北を決定づける大きな要因となったのです。