ヨーロッパの歴史

ハンガリー語のアルファベットとは?大文字・小文字の一覧と特徴を解説

ハンガリー語のアルファベットの基本

ハンガリー語はラテン文字を使用する言語ですが、英語などとは大きく異なり、独自の拡張文字や二重字(2文字の組み合わせで1つの音を表すもの)を含む、合計44文字からなるアルファベット体系を持っています。

特に特徴的なのは、母音に付くアクセント記号の種類の多さです。長音を表す「á」「é」「í」「ó」「ú」、前舌母音を表す「ö」「ü」、さらにダブルアキュートが付いた「ő」「ű」など、日本語話者には馴染みの少ない文字が数多く登場します。

また、「cs」「gy」「sz」「zs」などの二重字や、三重字の「dzs」もそれぞれ独立した1文字として扱われる点が、ハンガリー語アルファベットの大きな特徴です。

小文字の一覧

a, á, b, c, cs, d, dz, dzs, e, é, f, g, gy, h, i, í, j, k, l, ly, m, n, ny, o, ó, ö, ő, p, q, r, s, sz, t, ty, u, ú, ü, ű, v, w, x, y, z, zs

大文字の一覧

A, Á, B, C, Cs, D, Dz, Dzs, E, É, F, G, Gy, H, I, Í, J, K, L, Ly, M, N, Ny, O, Ó, Ö, Ő, P, Q, R, S, Sz, T, Ty, U, Ú, Ü, Ű, V, W, X, Y, Z, Zs

覚えておきたいポイント

ハンガリー語では「q」「w」「x」「y」は本来の固有語にはほとんど使われず、主に外来語や固有名詞にのみ登場します。一方、「cs」は英語の「ch」、「sz」は英語の「s」、「s」単体は英語の「sh」に相当するなど、綴りと発音の対応が非常に規則的であることも、この言語の魅力の一つです。

アルファベットを学ぶ際は、個々の文字だけでなく、二重字が辞書の順序において独立した文字として並べられている点にも注意すると、より理解が深まります。