2013年の最後の日を迎え、例年のように人々は閉じようとしている1年へ別れを告げ、希望と期待を胸に新しい年を迎える準備を進めています。クリスマスがカトリック信仰に深く結びついた出来事――救い主の誕生――を祝う日であるのに対し、大晦日は少し雰囲気が変わります。わずか1週間前にベツレヘムの飼い葉桶の前で心を一つにした信仰とは正反対に、多くの人がさまざまな迷信的な慣習にふけるのです。宗教は内省と祈り、信じることを促しますが、新年を迎える夜には、幸運を呼び込むための数々の「おまじない」に頼ってしまうのが人間のようです。そこで今回は、大晦日に人気の縁起担ぎを10個ご紹介します。
1. 黄色または赤の下着を身につける
最もよく知られた迷信の一つです。市場では、金運や豊かさを引き寄せるといわれる黄色い下着、恋愛での成功を願う赤い下着を求める人の姿があちこちで見られます。この夜に最も需要が高いのは黄色の方。ポイントは、その下着が贈り物であること。プレゼントとして受け取った下着こそが、新しい年の幸運のお守りとして機能すると言われています。
2. スーツケースを持って走る
スーツケースは新しい1年と、特に旅行に関わる新しいチャンスを象徴しています。来年、新しい土地を訪れたいのであれば、スーツケースを手に持って家の中を一周してみましょう。旅の願いがかなうといわれています。
3. 午前0時に12粒のブドウを食べる
時計が午前0時を打った瞬間に12粒のブドウを食べると、新しい年の12ヶ月それぞれに成功が約束されるとされています。大事なのは素早く食べること。さらに一粒ごとに願い事を唱え、人生や仕事について望む姿を具体的に思い浮かべながら口に運びます。この伝統はイタリアやスペインから広まったと言われています。
4. シャンパングラスに指輪を入れる
乾杯の際に試したいおまじないですが、扱いには十分な注意が必要です。グラスに指輪を入れて乾杯するこのシンプルな動作により、翌年に金運が舞い込むといわれています。「指輪の価値が高いほど、引き寄せられる幸運も大きくなる」という説まであるほどです。
5. 異性とキスをして新年を祝う
来年こそ恋人を見つけたいなら、今夜こっそり実行したいおまじないです。年が明けた瞬間に、異性とキスをしながら新年の挨拶を交わしましょう。女性なら姉妹や母親ではなく、まず兄弟や父親に祝福のキスを。男性はその逆を行うのがルールです。
6. 願い事リストを書いて燃やす
夕食の前に、新しい年の「3つの願い」を紙に書いて折りたたみます。夕食の間は肌身離さず身につけておき、年が明ける瞬間に燃やしましょう。国によっては、古着を着せた小さな人形に紙を入れて一緒に燃やす地域もあるそうです。少しブードゥー教の儀式にも似た趣がありますので、実行するときは慎重に。
7. 右足から新年をスタートさせる
「何事もつまずきなく始める」という意味の言い回しを、文字どおり実践する人も少なくありません。12回の鐘が鳴り終わった直後に地面につく最初の足は、必ず右足であるべきという考え方です。日常のちょっとした場面でも意識されるおまじないですが、年の初めにはとりわけ重要視されます。
8. レンズ豆を大さじ1杯食べる
イタリアから伝わった伝統です。年の最後の日、あるいは午前0時の直後にレンズ豆を大さじ1杯食べると、これからの12ヶ月の繁栄が約束されるといわれています。小さな行動ですが、縁起を担ぐにはぴったりですね。
9. 電気をつけたまま新年を迎える
家じゅうの電気をすべてつけて新年を迎えると、家族全員に明るさ・繁栄・成功がもたらされるといわれています。ただし電気代の無駄遣いにならないよう、12時のほんの数分前につけて、年明け後すぐに消すのをお忘れなく。
10. 下着を裏返して履く
年の終わりの数時間、下着を裏返して履き、新年を迎えたら元どおりに着替える――こうすると、その年は洋服に恵まれ、クローゼットがいつも以上に充実すると言われています。ファッション好きにはたまらないおまじないかもしれません。