古代の歴史

LST戦車揚陸艦とは――第二次世界大戦の上陸作戦を支えた両用戦艦艇

LST戦車揚陸艦とは――第二次世界大戦の上陸作戦を支えた両用戦艦艇

LST(戦車揚陸艦)とは

「LST(Landing Ship, Tank/ランディング・シップ・タンク)」は、アメリカ海軍の艦艇登録コードでは「LST」、フランス海軍では「Bâtiment de Débarquement de Chars(戦車揚陸艦)」と呼ばれる艦種です。第二次世界大戦中に、海岸など整備されていない場所へ重車両を直接揚陸させるために開発された、上陸作戦(両用作戦)専用の艦艇でした。

建造数と実績

1940年から設計が始まったこの艦型は、連合国側の各造船所によって合計1,051隻が建造されました。ヨーロッパ戦線および太平洋戦線における上陸作戦において不可欠な存在となり、その一方で、大戦中にアメリカ海軍は37隻を喪失しています。

初代LSTのその後

2008年の時点でも、この初代LSTのうち数隻が世界各国の海軍で現役として運用されていました。就役から長い歳月が経っても第一線で使い続けられた事実は、その設計の堅牢さと実用性の高さを物語っています。