お手持ちの硬貨は「バッファロー・ニッケル」です
片面にバイソン(バッファロー)、もう片面にネイティブ・アメリカンの肖像が描かれた5セント硬貨をお持ちですね。ご安心ください、そのような硬貨は確かに存在します。それがアメリカ合衆国で1913年から1938年にかけて発行された「バッファロー・ニッケル(Buffalo Nickel)」、別名「インディアン・ヘッド・ニッケル」です。
デザインの特徴
この硬貨は彫刻家ジェームズ・アール・フレイザー(James Earle Fraser)によってデザインされました。表面には、実際の首長たちをモデルにしたネイティブ・アメリカンの肖像が描かれ、裏面には「ブラック・ダイヤモンド」と呼ばれた動物園の有名なバイソンがあしらわれています。ご質問の硬貨は、まさにこのバッファロー・ニッケルそのものと言えます。
価値はどのくらい?
バッファロー・ニッケルの価値は、発行年・ミントマーク(造幣局記号)・保存状態によって大きく異なります。
- 一般的な年号で摩耗が激しい場合: 数十セントから数ドル程度の価値にとどまります。
- 状態の良い美品の場合: 10ドル以上の評価になることもあります。
- 希少な年号・ミントマークの場合: 1913-Sタイプ2、1918/7-Dオーバーデート、1926-Sなどは、状態次第で数百ドルから数千ドル以上の高額査定となることもあります。
価値を調べるためのポイント
まず、硬貨の発行年と、裏面「FIVE CENTS」の下にあるミントマーク(D=デンバー、S=サンフランシスコ)を確認しましょう。より正確な価値を知りたい場合は、コイン専門店やPCGS・NGCなどのグレーディングサービスによる鑑定を受けることをおすすめします。状態の判定一つで価値が大きく変わるため、硬貨を洗浄したり磨いたりするのは避けてください。