アチュマウィ族の主な交通手段
アチュマウィ(Achumawi)は、現在のカリフォルニア州北東部、ピット川流域を中心に暮らしていた先住民族です。彼らは厳しい自然環境に適応しながら、季節や地形に応じたさまざまな交通手段を駆使して移動していました。
カヌーとイカダ
河川や湖での移動には、カヌーとイカダを使用していました。カヌーは丸太をくり抜いて作られたもので、イカダは葦(アシ)を束ねて作られています。どちらもパドル(櫂)で漕いで進むシンプルながら実用的な乗り物でした。
かんじきとソリ
冬季に雪深くなる地域では、雪上を移動するためにかんじき(スノーシュー)とソリを活用しました。かんじきは木材と生皮(なめしていない動物の皮)で作られ、雪に沈み込まずに歩くことを可能にしました。また、ソリは木材と動物の皮で作られ、荷物や獲物の運搬に重宝されました。
馬
ヨーロッパ人の入植によって馬がもたらされると、アチュマウィ族はそれを積極的に交通手段へと取り入れました。馬は人間の乗用としてだけでなく、荷物を背負わせる荷役(パッキング)にも使われ、移動範囲や輸送能力を大きく広げることとなりました。