古代の歴史

新生代に見られない動物は?白亜紀末に絶滅した古生物の代表グループ

新生代(約6600万年前から現在まで)は、哺乳類が繁栄し、鳥類や被子植物が大きく多様化した時代として知られています。その一方で、中生代に栄えた数多くの生物群は、新生代の始まりを画する「白亜紀末の大絶滅(K-Pg境界事件)」で姿を消しました。ここでは、新生代に特徴的な動物とは言えない、すでに絶滅した代表的な動物グループを7つ紹介します。

1. 恐竜(鳥類を除く)

恐竜のうち、現生の鳥類につながる系統を除いた大部分(非鳥類型恐竜)は、白亜紀末期の大量絶滅によって完全に姿を消しました。ティラノサウルスやトリケラトプスなど、私たちがよく知る恐竜たちは新生代には存在していません。

2. アンモナイト

アンモナイトは渦巻き状の貝殻が特徴的な海洋性の頭足類です。中生代の海で極めて繁栄しましたが、白亜紀末期の絶滅イベントで全てが姿を消しました。

3. モササウルス

モササウルスは、現生のオオトカゲ(コモドオオトカゲなど)に似た体型を持つ大型の海生爬虫類です。白亜紀の海における頂点捕食者として君臨していましたが、同じく白亜紀末に絶滅しました。

4. プレシオサウルス類

長い首とヒレ状の四肢が特徴のプレシオサウルス類は、白亜紀末の大絶滅で消えた海生巨大動物群の一つです。ネス湖の怪獣「ネッシー」のモデルとしても有名なグループです。

5. 魚竜(イクチオサウルス類)

魚竜は現生のイルカに似た流線型の体型を持つ海生爬虫類です。なお、魚竜自体は白亜紀後期(約9000万年前)にはすでに絶滅しており、厳密にはK-Pg境界より前に姿を消しています。

6. 翼竜

プテラノドンなどを含む翼竜は、脊椎動物で最初に飛行能力を獲得した爬虫類のグループです。中生代の空を支配していましたが、鳥類とは別系統であり、K-Pg大絶滅の犠牲となりました。

7. 三葉虫

三葉虫は古生代の海に栄えた原始的な海産節足動物です。三葉虫は古生代の終わりである約2億5200万年前のペルム紀末(P-T境界)の時点で、すでに完全に絶滅していたため、新生代のはるか昔から存在していません。

まとめ

これらの動物グループは、いずれも新生代以前に絶滅した古生物です。特に白亜紀末の大絶滅は、非鳥類型恐竜・アンモナイト・モササウルス・プレシオサウルス・翼竜などを一斉に消し去る大きな転換点となり、哺乳類が台頭する新生代への幕開けを演出しました。