1935年のバッファローニッケルは「逆さま」ではない
ネット上では「1935年の逆さまバッファローニッケル」という表現を目にすることがありますが、結論から言えば、1935年に発行されたバッファローニッケル(正式名称:インディアンヘッド・ニッケル)に、いわゆる「逆さま」のエラーコインは存在しません。
このコインの裏面には、バッファロー(アメリカバイソン)が本来の正しい向きで描かれています。デザインの角度の関係で「逆さに見える」と誤解されることがありますが、それはあくまで通常の仕様であり、特別な価値が付くことはありません。
通常の1935年バッファローニッケルの価値は?
一般的な流通品である1935年バッファローニッケルの価値は、約1ドル前後です。1935年はフィラデルフィア・デンバー・サンフランシスコの各造幣局で合計1億枚以上が発行されたため現存数が多く、希少性によるプレミアムはほとんど期待できません。
ただし、保存状態によって評価額は大きく変動します。
- 流通品(摩耗あり): 約0.50〜2ドル程度
- 美品: 数ドル〜10ドル程度
- 未使用品(アンサーキュレーテッド): 20ドル以上になることもある
高値がつくケースとは
D(デンバー)やS(サンフランシスコ)のミントマーク付きで状態の良いもの、またPCGSやNGCなどの鑑定機関で高いグレードを取得したコインは、より高額で取引される可能性があります。お手持ちのコインの正確な価値を知りたい場合は、専門の鑑定サービスの利用を検討するとよいでしょう。
まとめ: 1935年のバッファローニッケルは逆さまコインではなく通常のコインであり、その価値は約1ドル前後です。ただし、保存状態が優れているものであれば、それ以上の価値がつく可能性もあります。