ピルグリム(Pilgrims)とは
17世紀初頭、宗教的自由を求めてイングランドを去ったのが、いわゆる「ピルグリム」と呼ばれる分離主義者(セパレーティスト)の一団でした。彼らはイングランド国教会からの完全な分離と、独自の教会の設立を強く望んでいました。
1620年、彼らはメイフラワー号(Mayflower)に乗り込み、大西洋を渡って北米のプリマスに到達し、そこに新たな入植地を築きました。
ピルグリムが掲げた3つの目的
1. 信仰の自由を守るための植民地建設
最大の目的は、国家や既成教会の干渉を受けることなく、自らの信念に従って自由に礼拝できる共同体を新天地に築くことでした。
2. 先住民へのキリスト教伝道
彼らは自らを「神の使命を担う者」と捉えており、ネイティブ・アメリカン(先住民)にキリスト教を広めることも重要な目標の一つとしていました。
3. 模範となる繁栄した植民地の建設
単なる避難場所ではなく、信仰と勤勉さに基づいた成功し繁栄する社会を築き、他の植民地にとっても模範となることを目指していました。
こうした目的を掲げて渡ったピルグリムの挑戦は、後のニューイングランド植民地の発展、ひいてはアメリカ合衆国の精神的・文化的基盤の形成に大きな影響を与えることとなりました。