古代の歴史

「スオメン・タサヴァルタ」と表記された古い通貨とは何?その正体はフィンランドの旧通貨マルッカ

「スオメン・タサヴァルタ(Suomen Tasavalta)」と印刷された古い紙幣や硬貨をお持ちではありませんか?この文字はフィンランド語で「フィンランド共和国」を意味しており、こうした通貨の正体は、フィンランドの旧法定通貨であるマルッカ(Finnish markka)です。

マルッカとはどんな通貨?

マルッカは1860年に導入され、2002年まで約140年間にわたってフィンランドの公式通貨として流通していました。補助単位は「ペンニ(penni)」で、1マルッカ=100ペンニという体系でした。

なぜ「スオメン・タサヴァルタ」と書かれているのか

フィンランドの紙幣や硬貨には、発行主体を示すために「スオメン・タサヴァルタ(フィンランド共和国)」という国名が刻印されています。したがって、この表記を見つけたら、それはフィンランド発行の通貨であると判断できます。スウェーデン語表記の「Republiken Finland」が併記されている場合もあります。

ユーロへの移行

2002年1月1日、フィンランドはEUの経済通貨統合に参加し、マルッカからユーロへ移行しました。移行レートは1ユーロ=5.94573マルッカでした。現在、マルッカは店頭での支払いには使用できませんが、一部のコインや紙幣はコレクター品として取引されることもあります。

もしご家庭で古いマルッカの紙幣や硬貨を見つけた場合は、額面以上の価値が付く希少なものもあるため、専門の買取業者やコレクター市場で査定してみるのも一つの方法です。