古代の歴史

パンフレット「コモン・センス(常識)」が書かれた当時、王位に就いていたのは誰か?

トマス・ペインによる有名なパンフレット『コモン・センス(常識)』が執筆・出版された1776年1月当時、イギリスの王位に就いていたのはジョージ3世(King George III)でした。

「コモン・センス」とアメリカ独立革命

このパンフレットは、アメリカ独立革命のさなかにあたる1776年1月に匿名で出版されました。当時、北米の13植民地はグレートブリテン(イギリス)からの独立を求めて戦いを続けていました。

ジョージ3世と独立宣言

ジョージ3世は1760年から1820年まで在位したイギリス国王であり、『コモン・センス』が世に出された時点では、13植民地も正式にはまだ彼の統治下にありました。しかし、このパンフレットは王政そのものやイギリスによる支配を痛烈に批判し、独立への機運を大きく高めることとなりました。

その後、1776年7月4日に大陸会議が「独立宣言」を採択し、13植民地はジョージ3世およびイギリス政府からの独立を正式に宣言しました。つまり、『コモン・センス』の出版時点での君主はジョージ3世でしたが、半年後にはアメリカは彼の支配から離脱することになったのです。