新欽定訳聖書(NKJV)の中で、古代エジプトの信仰体系と対立するとされる聖句として最もよく挙げられるのが、創世記1章1節です。
創世記1章1節の本文
「初めに、神は天と地を創造された。」(創世記 1:1)
この聖句が示す一神教的な世界観
この一節は、宇宙全体を創造したのが唯一にして全能の神であるという概念を明確に打ち出しています。天地万物の起源をただ一人の神の御業に帰する点で、聖書全体の世界観の土台となる重要な聖句です。
古代エジプトの多神教との対立点
一方、古代エジプトの宗教は多神教であり、世界はラー、オシリス、イシスなど数多くの神々によって創造され、支配されていると信じられていました。
したがって、「唯一の神が天と地を創造した」という創世記1章1節の主張は、複数の神々による創造を説くエジプト神話の世界観と根本的に矛盾します。このため、この聖句は古代エジプトの信仰と真っ向から対立するものとして、しばしば引用されるのです。