イロコイ語を話すアメリカ先住民の部族とは
イロコイ語(イロコイ諸語)を話す代表的なアメリカ先住民の部族として知られているのが、「ハウデノサウニー(Haudenosaunee)」とも呼ばれるイロコイ連邦を構成する6つの部族です。
もともと5部族によって結成されたこの連邦に、1722年にタスカローラ族が加わり、現在の「6部族(シックス・ネーションズ)」体制が確立しました。
イロコイ連邦を構成する6部族
- モホーク族(Mohawk) – 連邦の最東端に位置し、「東の扉の守り手」と呼ばれる部族。
- オナイダ族(Oneida) – ニューヨーク州中部に暮らし、アメリカ独立戦争では植民地側に味方したことで知られています。
- オノンダガ族(Onondaga) – 連邦の中央に位置し、「中央の火の守り手」として会議の議長役を担う、いわば政治的中心となる部族。
- カユガ族(Cayuga) – 名前の由来は「カユガ湖のほとりに住む人々」。ニューヨーク州フィンガー湖地域に伝統的な領域を持ちます。
- セネカ族(Seneca) – 連邦の中で最大の人口を誇り、「西の扉の守り手」と呼ばれる部族。
- タスカローラ族(Tuscarora) – 元々はノースカロライナ地方に住んでいましたが、18世紀初頭の戦乱の後、北へ移住し、1722年に連邦へ加わった6番目の部族。
まとめ
イロコイ語を話すアメリカ先住民の主要な部族は、モホーク、オナイダ、オノンダガ、カユガ、セネカ、タスカローラの6部族です。彼らは高度に組織された民主的な連邦制度を持ち、その政治思想はアメリカ合衆国の建国にも影響を与えたと言われています。北米先住民の歴史において、非常に重要な役割を果たしてきた民族集団なのです。