結論から言うと、ツタンカーメン王はクレオパトラよりもはるかに古い時代に生きた人物です。二人は同じ古代エジプトの支配者ですが、生きた時代には大きな隔たりがあります。
ツタンカーメン王の時代:紀元前14世紀
ツタンカーメン王は古代エジプト新王国時代のファラオで、紀元前14世紀(紀元前1332年頃〜紀元前1323年頃)に在位したとされています。わずか9歳前後で即位し、19歳前後で亡くなった若い王として知られています。彼の墓が1922年にほぼ無傷の状態で発見されたことは、考古学史上最大の発見の一つとされ、世界的な「ツタンカーメン・ブーム」を巻き起こしました。
クレオパトラの時代:紀元前1世紀
一方、クレオパトラ7世は紀元前1世紀(紀元前69年〜紀元前30年)に生きたプトレマイオス朝最後の女王です。ユリウス・カエサルやマルクス・アントニウスとの関係で知られ、ローマとの政治的駆け引きの中で活躍しました。
二人の間には約1300年の差がある
このように、ツタンカーメンはクレオパトラよりおよそ1300年前の時代を生きていました。つまり、クレオパトラにとってツタンカーメンは、私たち現代人にとってのクレオパトラ以上に遠い過去の存在だったのです。
おまけ:意外な事実
さらに興味深いことに、クレオパトラが生きた時代は、ピラミッド(ギザの大ピラミッド、紀元前2560年頃建造)よりもむしろ月面着陸(1969年)の方が近いという有名な話もあります。古代エジプトの歴史がいかに長く、壮大なものであったかを物語るエピソードですね。