古代の歴史

ジョン・ホーキンスの航海はいつ?1562年〜1565年の遠征をわかりやすく解説

ジョン・ホーキンスの航海(1562年〜1565年)

1562年から1565年にかけて、サー・ジョン・ホーキンス(Sir John Hawkins)は、シエラレオネからカリブ海へ向かう、イングランド初となる本格的な奴隷貿易遠征隊を率いました。

ホーキンスは西アフリカのシエラレオネで人々を捕らえて船に乗せ、カリブ海地域へ運びました。そこで彼は捕らえた人々をスペイン系植民地の商人たちと金銀と交換し、さらにその金銀を資金として、イスパニョーラ島(現在のハイチとドミニカ共和国)で砂糖や皮革などの商品を購入しました。

この航海の歴史的意義

この一連の航海は、アフリカから新大陸へ人々を運び、現地の産物を持ち帰るという「三角貿易」の原型となったとされています。また、これまでポルトガルとスペインが支配していた大西洋交易路に、イングランドが初めて参入した画期的な出来事でもありました。

ホーキンス自身はこの貿易で大きな富を得てエリザベス1世の寵愛を受け、後に王室海軍の司令官として活躍しました。1588年のアルマダの海戦では、フランシス・ドレークらとともにスペイン無敵艦隊を迎え撃ったことでも広く知られています。