結論:イギリス軍には騎兵隊が存在した
はい、アメリカ独立戦争(1775年〜1783年)中、イギリス軍は確かに騎兵隊を保有していました。ヨーロッパの戦場とは異なり、北米での騎兵運用にはさまざまな制約がありましたが、それでも騎兵はイギリス軍の作戦において重要な役割を果たしていました。
騎兵隊の構成
当時のイギリス騎兵隊は、主に以下のような騎乗部隊で構成されていました。
- ドラグーン(竜騎兵):馬による移動力と徒歩での戦闘能力を兼ね備えた部隊
- 軽ドラグーン:機動性を重視し、偵察や襲撃任務に適した部隊
- ハッサール(軽騎兵):軽装で敏捷な動きが特徴の騎兵部隊
騎兵隊の主な任務
イギリス騎兵隊は、戦場で多様な目的に活用されました。
- 偵察:敵軍の配置や移動の把握
- 襲撃:敵の補給線や後方施設への攻撃
- 歩兵の支援:戦闘時の側面警護や敗走する敵の追撃
- 伝令・護衛:部隊間の連絡や指揮官の護衛
北米に派遣された騎兵部隊
大西洋を越えて馬を輸送することは非常に困難で費用もかさむため、北米に派遣された正規騎兵の数は限られていました。代表的な部隊としては、第16軽竜騎兵連隊や第17軽竜騎兵連隊が知られています。さらに、馬の現地調達や、忠誠派(ロイヤリスト)による騎兵部隊の編成も行われ、戦力の補完が図られました。
まとめ
アメリカ独立戦争中のイギリス軍は、ドラグーンや軽騎兵からなる騎兵部隊を保有し、偵察、襲撃、歩兵支援といった幅広い任務に投入していました。ただし、海を越えた輸送の制約からその規模は限定的であり、戦争全体を通じて歩兵が主力であり続けた点は押さえておきたいポイントです。