ハラッパ文明が栄えた時期
ハラッパ文明は、紀元前2600年頃から紀元前1900年頃にかけて栄えた古代文明です。この約700年の間に、計画的な都市設計や高度な社会制度を備えた文明が発展しました。
ハラッパ文明が栄えた地域
ハラッパ文明はインダス川の流域一帯に広がっていたため、「インダス文明(インダス河谷文明)」とも呼ばれています。文明の中核となったのは、現在のパキスタンのシンド州周辺です。
主な遺跡の所在地
有名なモヘンジョダロ遺跡はパキスタンに位置し、名称の由来となったハラッパ遺跡は同じくパキスタンのパンジャーブ州にあります。
そのほかにも、文明の広がりを示す重要な遺跡が数多く確認されています。
- パキスタン側: ガネリワラ(Ganeriwala)、メヘルガル(Mehrgarh)、ニンドワリ(Nindowari)
- インド側: ロータル(Lothal)、ドーラヴィーラ(Dholavira)、カリバンガン(Kalibangan)
これらの遺跡からは、整然とした街路、優れた排水システム、印章や土器などが数多く出土しており、ハラッパ文明が当時として非常に高い文化水準を持っていたことを物語っています。