考古学的発見

パラルク財団、2020年を文化支援の拡大と新たな賞の開催へ向けて締めくくる

パラルク財団、2020年を文化支援の拡大と新たな賞の開催へ向けて締めくくる

ヨーロッパ国外におけるスペイン人研究者の考古学・古人類学調査を支援する民間非営利団体パラルク財団(Palarq Foundation)は、活動をさらに拡大し、同財団の名を冠した全国考古学・古生物学賞を2021年に実施することを確定させ、2020年の幕を閉じました。

このたび財団は、80,000ユーロが授与される第2回大会に挑む20の候補プロジェクトを公表しました。すべての応募者は、5月29日に締め切られた今回の公募期間内に提案書を提出しています。各プロジェクトは、科学・文化分野で高い知名度と実績を誇る著名人らで構成される国際審査委員会による評価にかけられます。パラルク財団 全国考古学・古生物学賞は隔年で開催され、財団という民間のイニシアチブによって授与される日本初...ではなく、この種の賞としては初めての試みとなるものです。

応募プロジェクトの詳細は、第2回全国考古学・古生物学賞の公式ウェブサイトで確認できます。同サイトでは、各研究の特徴が紹介されています。この賞の目的は、スペインの研究チームが主導し、国内外で展開される考古学または古生物学プロジェクトの優れた独創性を顕彰することにあります。文化や歴史時代による制限は設けられていません。ただし、古生物学プロジェクトについては、人類の進化に関連するテーマであることが条件となります。

経済的支援と精神的支援――文化にとって厳しい年の鍵

波乱に満ちた2020年は、通常以上の努力を財団に求めました。助成金公募を通じて補助されるプロジェクト数の増加(2021年度キャンペーンでは15件の新規プロジェクト)にとどまらず、財団が協力する研究チームへの継続的な精神的支援の確保にも力が注がれました。パンデミックがもたらした不確実性に満ちた状況の中で、財団は明確なメッセージを発信しました。「制限によって発掘作業ができなくなっても、考古学と古人類学を忘れないでほしい」と語るのは、パラルク財団のディレクター、カロリーナ・ベール(Carolina Bähr)氏です。

パラルク財団、2020年を文化支援の拡大と新たな賞の開催へ向けて締めくくる

経済的支援と精神的支援の二正面からの働きかけこそが、パラルク財団が研究活動を維持するための柱であり、その成果は2020年の実績にはっきりと表れています。2019年度の公募で助成された48件のプロジェクトのうち、30件がこの年に実施されました。世界的なパンデミックに伴う制約の影響を受けた残り18件についても、財団は各チームへの支援を続けており、状況が改善した際にすぐ活動を再開できるよう後押ししています。「パンデミックには必ず終わりがあり、いつか必ず活動を再開できることを、私たちも研究者自身も知っています。その瞬間が訪れるまで、パラルク財団は全てのチームに対するコミットメントを貫き、スペインの研究チームの仕事が持つ卓越性と名声を評価し続けるために尽力します」と同ディレクターは述べています。

4年間で200件を超える助成実績

2016年の設立以来、パラルク財団は助成対象となる調査ミッションの数を着実に拡大してきました。初回の公募では22件のプロジェクトが採択され、2017年には33件、2018年には44件が支援の恩恵を受けました。2019年度の公募では48件のプロジェクトに助成金が提供され、さらに国内の遺跡から出土した資料の分析を目的とした特別助成として54件が追加されました。そして2020年度の公募の決定では、59件のプロジェクトがパラルク財団の支援を受けることになります。

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