考古学的発見

炭化した古代の羊皮紙巻物が3D技術で解読——レビ記最古の写本が1500年の時を超えて蘇る

イスラエルの死海沿岸に位置するエン・ゲディで発見された炭化したヘブライ語の巻物が、先端テクノロジーによってついに解読された。新しい3Dデジタルイメージング技術により、少なくとも1500年前に遡る旧約聖書写本の最古の版が明らかになったのである。

炭化した古代の羊皮紙巻物が3D技術で解読——レビ記最古の写本が1500年の時を超えて蘇る

エン・ゲディ写本を仮想的に展開した様子

この文書は損傷が激しくあまりにも脆弱なため、物理的に広げることは不可能だった。しかし「バーチャル展開」と呼ばれる手法が、過去へと続く新たな窓を開いた。米国とイスラエルの合同研究チームは、動物の皮で作られたこの文書が、モーセ五書(トーラー)の三番目の書である「レビ記」の最古の版であり、その冒頭二章を含んでいることを突き止めた。この発見は2015年7月に公表され、その後2016年9月21日付けで米国の科学誌Science Advancesに掲載された。

研究チームは、完全に展開した状態の文書を仮想的に画像化することに成功した。各列には35行の文字が記されており、うち18行が実際に保存され、残りの17行はコンピューターによって復元されたものである。

1970年、エン・ゲディのシナゴーグ跡から出土

この写本は1970年、死海西岸近くにあるエン・ゲディ・シナゴーグの発掘調査中に出土した。研究者たちによれば、文書の本体は焼け崩れて潰れた状態で、触れるたびに崩壊し続けるほど脆かったという。

エルサレム・ヘブライ大学哲学・宗教学部長のマイケル・セガル氏は、電話による記者会見でこう説明する。「エン・ゲディ写本を読んだとき、一部の箇所が、ユダヤ教において権威を持つマソラ本文と、書体の細部や区分の構成に至るまで一致していることに衝撃を受けました」。ただし同氏は、この文書が「原本のテキストがどのようなものであったかを直接教えてくれるわけではない」とも強調している。

専門家によれば、エン・ゲディで出土したレビ記のうち二章分にあたるこの版は、「死海文書の発見以降に出土した古代の聖書テキストとしては、最も完全かつ重要なもの」だという。

マソラ本文の古い使用を裏付ける証拠

マソラ本文は、ヨーロッパのユダヤ人共同体が用いてきた中世期の文書である。今回の発見について、研究の共著者であるエルサレム・ヘブライ大学教授のエマニュエル・トヴ氏は、「この発見は、それ以前の時代にもイスラエルの地でユダヤ人たちが同じテキストを使用していたことを示している」と指摘する。

研究チームが写本の内部を読み取るために用いたのは、インクに含まれる金属の微細な痕跡と文書の質感を検出できる高度なデジタルトモグラフィー、すなわち3Dスキャナーだった。「画像の品質の高さには本当に驚かされました」とセガル教授は述べ、「テキストの大部分は判読可能で、その鮮明さは保存状態の良い死海文書とほぼ同等です」と付け加えた。

未解読の死海文書解読への期待

死海文書とは、1947年から1956年にかけて、当時ヨルダン川西岸地区であったクムラン周辺で発見された、主にヘブライ語、一部はギリシャ語やアラム語で書かれた多数の羊皮紙・パピルス断片からなる文書群である。その大半は現在も解読されておらず、研究者たちはこの新しいイメージング技術がその秘密を明らかにしてくれることを期待している。

本研究の主要著者の一人であるケンタッキー大学コンピュータサイエンス学部のブレント・シールズ教授は、こう語る。「この成果は、保存状態の悪さゆえに失われたと思われていた文書を読むことで時間を遡ることを可能にする、新たな窓なのです」。さらに同氏は「他にも数多くの唯一無二で魅力的な写本が、この技術によってその秘密を明かすかもしれません」と述べ、特に紀元79年のヴェスヴィオ火山噴火で炭化したヘルクラネウムのパピルスに言及した。これらの文書は、ユリウス・カエサルの義父が所有していたとされる邸宅から発見されたものである。

科学者たちによれば、この技術は法医学や諜報(インテリジェンス)の分野においても応用が期待されるという。