考古学的発見

未流通の1888年モーガン銀貨はいくらで売れる?価値と相場を徹底解説

1888年に発行されたアメリカのシルバーダラー(モーガン・ダラー)は、コインコレクターの間で根強い人気を誇る定番コインです。その価値は、保存状態(グレード)によって大きく変動します。

未流通品の相場

世界的なコイン鑑定機関であるNGC(Numismatic Guaranty Company)のプライスガイドによると、未流通(Uncirculated)状態の1888年モーガン銀貨は、具体的なグレードに応じて200ドルから1,000ドル超の価値がつくことがあります。ハイグレードほど希少性が増し、価格も大きく跳ね上がる傾向にあります。

「デンバー造幣局製」には注意

一点、重要なポイントとして、デンバー造幣局は1906年に操業を開始したため、「1888年のデンバー造幣局製」モーガン銀貨は実際には存在しません。1888年のモーガンダラーは、以下の3つの造幣局で鋳造されました。

  • フィラデルフィア造幣局(ミントマークなし)
  • ニューオーリンズ造幣局(「O」マーク)
  • カーソンシティ造幣局(「CC」マーク)

中でもカーソンシティ製の「CC」マーク入りは発行枚数が少なく希少性が高いため、同じ未流通品でも他の造幣局製より大幅に高額で取引されることがあります。

価値を左右する主な要素

  • グレード(MS60〜MS65以上など、鑑定ランク)
  • ミントマーク(発行された造幣局)
  • 表面の傷や擦れ、経年によるトーン(変色)の状態
  • NGCやPCGSなど第三者機関による鑑定済みスラブの有無

お手持ちのコインの正確な価値を知りたい場合は、信頼できるディーラーに査定を依頼するか、NGCやPCGSといった公的鑑定機関にグレーディングを出すことをおすすめします。鑑定書付きのコインは市場での信頼性が高まり、より有利に売却できる可能性が広がります。